金属製タイヤチェーンのトラブル増加

金属製タイヤチェーンのトラブル

国民生活センターより、金属製タイヤチェーン使用時のトラブルについて発表がありました。

自動車で積雪路や凍結路等を走行する際に、滑り止めのためにタイヤに取り付けるタイヤチェーンには、接地面が金属製の鎖等でできている金属製チェーンと、ウレタンやゴムでできているタイヤ滑り止め装置(以下、非金属製チェーン)等があります。昨年度の販売数量は金属製チェーンが約40万ペア、非金属製チェーンは約24万ペアで、金属製チェーンの方が販売数が多くなっています。

PIO-NETには過去5年間でタイヤチェーン(金属製・非金属製両方を含む)の安全・品質に関する相談が89件(注3)見られました。89件の中でも57件(64.0%)が南関東であり、日本の総人口に対する南関東の人口比(約28%)を考慮しても非常に多く見られました。これは冬季でも積雪が少なくタイヤチェーンを使用する機会がないために、チェーンの使用に不慣れな人が急な積雪に対して使用することがあるためと考えられます。

商品テスト部では、過去5年間に金属製チェーンについて走行中の破断に関する4件のテスト依頼があり、切れたチェーンによって車体が傷付いたりブレーキが利きにくくなって雪の壁に衝突したりするなどの拡大損害も発生していました。テストの結果、チェーン自体の強度が不足していたと考えられるものや溶接不良のものもありました。

そこで、金属製チェーンの使用実態に関するアンケート調査を実施するとともに、販売数量が多い金属製チェーンを使う上での注意点を消費者に情報提供することを目的とします。

アンケート調査結果

●約6割の人が備えとして購入していました
●約4割と多くの人が使用時のトラブルを経験しており、走行中に「チェーンが緩んだ」が最も多く、次いで「チェーンが切れた」と続きました
●チェーンが緩んだ、または切れた人の2割以上が車体等に何らかの損傷を受けていました
●チェーンが緩んだ、または切れた人の約4割が30km/hを超える速度での走行でトラブルに遭っていました
●チェーンが緩んだ人の約7割は積雪路や凍結路面、切れた人の約5割はアスファルト路面を走行中にトラブルに遭っていました
●チェーンが緩んだ、または切れた人の7割以上が100km以下の走行距離でトラブルに遭っていました

まとめ

これらのトラブルは普段は雪が降らない地方の人が急に降った雪にチェーンを付け発生することが多いようです。年に1回使うか使わないかなので価格の安い金属チェーン所有者が多いことが一因になっています。

スキー場へ行くことがあればスタッドレスタイヤをオススメします。まず、途中でチェーンを付ける場合はスペースを見つけないと行けませんし、寒い中での作業になりますし、特に雪が降っている中では作業したくありませんよね?

どうしてもチェーンを付ける場合は事前に装着の練習をしておきましょう。それか簡単に装着できる非金属チェーンにしましょう。金属チェーンは完全な圧雪路面ではいいのですが、少し雪があってところどころアスファルトが見えているような路面では振動も大きくなりますし、切れやすくなりますので。

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